なかなか予想が当たらない、そんな時は競馬予想ソフトを使えばいいと思っている方も多いと思います。
自力で行うデータ分析よりも膨大なデータを処理できるのがメリットですが、その分析にも限界があるのです。
今回は、競馬予想ソフトを改良について、必要なデータや競馬ソフトの改良で成功した例をご紹介いたします。「競馬予想ソフトを使っていてもなかなか勝てない」という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
競馬予想ソフトは改良するのが勝ちへのステップだった
競馬予想ソフトは、自力でデータ分析をした場合よりもたくさんのメリットがあります。しかし、同時にデメリットもあるため、独自に改良を加えてさらに精度を上げていく必要があるのです。
ここでは競馬予想ソフトのメリットやデメリットをご紹介していきます。
競馬予想ソフトのメリット
競馬予想ソフトを利用するメリットは以下の通りです。
- 膨大なデータを処理できる
- 自動で馬券が購入できるソフトもある
- 自分が使えない理論でのデータ算出も可能
- 自分で最新情報をチェックする必要がない
競馬予想ソフトを使う大きなメリットは「膨大な量のデータを処理できること」です。自分で分析しようとすると時間がかかりますが、競馬予想ソフトを使うことで過去数十年分のデータを分析することができます。
自力で分析する場合よりもデータの精度が上がるため、これまで自分で分析していた方には競馬予想ソフトがおすすめです。
競馬予想ソフトのデメリット
競馬予想ソフトの利用には、メリットだけではなくデメリットもあります。競馬予想ソフトを利用するデメリットは以下の通りです。
- データの分析にはルールがあるため、精度には限界がある
- 自分の好きな馬や騎手を選んで買うことができなくなる可能性もある
- 月額料金がかかる
- 競馬予想ソフトを使ったからといって必ず勝つわけではない
月額料金がかかる、自分の好きな馬券を買いにくくなるなどのデメリットがありますが、最大のデメリットは「精度に限界がある」ということです。競馬予想ソフトを利用することで膨大なデータを処理できますが、決まったルールの中でデータを算出しているため、その精度にも限界があります。
競馬予想ソフトを使用したからといって必ず勝つわけではありませんので、意識して入用するようにしましょう。
独自に改良を加えていくのがおすすめ
競馬予想ソフトの精度には限界があるとご紹介しましたが、さらに精度をあげていくには改良を加えていくことが重要です。
競馬予想ソフトのデータ処理能力に加えて独自のデータを追加していくことで、より精度の高い情報を算出することができます。
「競馬予想ソフトを使ってもなかなか勝てない」と悩んでいる方は、競馬予想ソフトに改良を加えてみてはいかがでしょうか。
競馬予想ソフトの改良で成功した例とは?
本当に競馬予想ソフトを改良しただけでデータの精度が上がるのか、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
過去に、プロ予想家の方が競馬予想ソフトに改良を加えて成功した事例がありました。ここでは、競馬予想ソフトの改良が成功した事例について詳しくご紹介します。
「馬券裁判」で話題のプロ予想家も競馬予想ソフトを改良していた
競馬予想ソフトを改良して成功した例として、過去に「馬券裁判」で話題となったプロ予想家の卍さんがいます。
卍さんは当時競馬で28億7000万円を投資し、30億1000万円が払い戻しされていました。その時得た収益1億4000万円の所得税を申告していなかったため、無申告の罪で刑事裁判を起こされることになるのです。
さらに払戻金30億1000万円全てに課税が課せられたため、卍さんは「外れ馬券には課税されないのではないか」と主張し、裁判で争いました。
結果として地裁、高裁、最高裁の全てが「外れ馬券は経費と認められるため課税対象にならない」とし、卍さんの訴えは認められたのです。
この裁判は競馬ファンにとっても注目の的となっており、裁判の内容だけではなく、1億4000万円も得ることができる馬券術について話題となりました。
後日、卍さんは競馬予想ソフトを独自に改良して利用していたと公言し、大きな話題となったのです。
卍さんが使用していた競馬予想ソフトはこちら
卍さんが改良して使用していたのは競馬予想ソフト「馬王」シリーズです。現在はデザインや機能が向上した「馬王Z」という最新型になっていますが、卍さんはリニューアル前から馬王を独自に改良し、使用していました。
卍さんが使用していたことで話題になり、現在も人気の競馬予想ソフトとなっています。
馬王Zの主な特徴は以下の通りです。
- 予想タイム指数を使った分析
- 儲けを出すことに特化している
- 自分のアナログ予想がデータ化できる
自動で算出された期待値の高い馬を購入するだけで、かなり高い回収率が実現されているのが馬王Zの特徴です。
さらに馬王Z独自の「得点」という指数があり、期待値が高い馬ほど得点が高くなっています。この得点の式には自分の予想も盛り込むことができるため、競馬予想ソフトだけでなく自分の予想も取り入れたい方におすすめです。
競馬予想ソフトの改良に必要なデータとは?
競馬予想ソフトの改良にはどのようなデータが必要なのでしょうか。卍さんがどのように馬王を改良していたのかは、もちろん公表されていません。
しかしさまざまなファクターをコロコロ変える事はなく、10年以上は同じファクターを使って分析をするとインタビューで語っています。
基本的に使われているデータを参考にしながら、独自のデータを加えて改良を行いましょう。
20種類のファクターを組み合わせる
競馬予想では20種類ものファクターがあるとされています。以下は馬柱でわかるファクター10種類です。
- 馬の年齢
- 騎手
- 過去に走った馬場
- 性別
- 負担重量
- 血統
- 脚質
- 過去の位置取り
- 過去のタイム
- 過去の成績
これらのファクターだけでも予想タイムが算出できますが、さらに当日わかるファクター5種類を加えて精度をあげていくのがおすすめです。
当日わかるファクターは以下の通りです。
- 各種オッズ
- 馬の体重
- パドック
- 天候
- 馬場状態
天候や馬場状態など、当日までどうなるかわからないファクターがあるのも競馬の楽しみではないでしょうか。
各種オッズは前日にわかりますが、変動する可能性もあるためきちんとチェックしておきましょう。
さらに精度を上げるために加えたい5種類のファクターをご紹介します。
- 調教タイム
- 各種指数
- 厩舎コメント
- 過去のレース映像
- レース後の騎手のコメント
この5つのファクターはとても重要で、プロ予想家もこの5つを重視している人がとても多くなっています。
ぜひサイトや競馬新聞などでチェックするように意識しましょう。
基本的に使われているデータ
競馬予想ソフトでは、基本的に以下のようなデータを使って期待値を算出しています。
- 過去の実績データ
- レース展開の予想
- 枠順による補正
- 馬場状態の補正
- 調教の状況
しかしこのようなデータを使って予想をしていくことには限界があります。
競馬予想ソフトのメリットである「膨大なデータを処理できる」ことに着目し、自分なりの解釈を加えることでさらに期待値算出の精度が向上するのです。
まとめ
今回は、競馬予想ソフトを改良について、必要なデータや競馬ソフトの改良で成功した例をご紹介いたしました。競馬予想ソフトのメリットは「膨大なデータを処理できること」です。
しかし競馬予想ソフトの分析にも限界があるため、独自に改良を加えていかなくては予想の精度を上げることができません。
今回ご紹介したさまざまなファクターを組み合わせて、自分なりの改良を加えていくことが大切です。